コンプライアンスに関する取り組み

当社は,基本理念として掲げる,「東北電力の電源設備の建設・保守・運転を受け持つ企業として,その使命を全うし電力の安定供給に寄与するとともに,一般市場にも事業を展開し,東北地域の発展に貢献する」の実現のため,「企業行動指針」を策定し,事業活動に取り組んでおります。
企業倫理・法令遵守はすべての事業活動の基盤との考えの下,社長をトップとする「企業倫理委員会」を設置するとともに,各業務機関に「企業倫理職場推進責任者・企業倫理職場推進担当」を配置し,企業倫理・法令遵守活動を推進する社内体制を確立しております。

企業倫理社内推進体制

  • 企業倫理委員会(委員長は社長、コンプライアンス担当役員は代表取締役から選任、委員は上記役員以外の代表取締役、室部長等)が各部室・各支社・各事業所の企業倫理職場推進責任者(室部長・支部長・事業所長)と企業倫理職場推進担当(課長)に指導・指示をして、各取り組み結果の報告・不適正事実等の報告を受ける流れとなっている。

具体的な取り組み

企業倫理委員会において各年度「企業倫理・法令遵守活動計画」を策定し,前年度の成果・課題を踏まえた具体的な施策を講じております。上記推進体制の下,全社大で各取り組みを展開しております。

取り組み例① 階層別研修における企業倫理・法令遵守に関するカリキュラムの設定

新入社員や中堅社員,新任管理職等を対象にした社内研修において,コンプライアンスの必要性や職場マネジメント在り方等をカリキュラムに盛り込み,企業倫理・法令遵守に関する知識習得や意識の向上を図っております。

取り組み例② 「東北電力グループ企業倫理月間」

例年10月に東北電力グループ大で展開される「東北電力グループ企業倫理月間」に呼応し,当社においてもケースメソッド・ディスカッション等の独自行事や協力会社を巻き込んだ取り組みを実施し,企業倫理・法令遵守に関する意識の高揚・定着に努めております。

取り組み例③ 「企業倫理・法令遵守に関する意識調査」の実施

企業倫理・法令遵守に関する意識や組織風土の現状を把握するとともに,企業倫理・法令遵守に係る取り組みやその定着度合いを点検・評価し,今後の活動の改善につなげることを目的として,「企業倫理・法令遵守に関する意識調査」を実施しております。得られた結果は「企業倫理・法令遵守活動計画」へ反映し,確認された課題の改善に向けた取り組みを実施しております。

取り組み例④ 「企業倫理相談窓口」の理解浸透に向けた周知活動

当社では内部通報窓口として,「企業倫理相談窓口」および「ハラスメント相談窓口」を設置しております。職場で発生した不適切事案について,早期是正の観点から,職場での解決が困難な場合は相談窓口を利用するよう,イントラネットやポスター,リーフレット等により相談窓口の周知や利用方法の理解促進を図っております。