Interview

女性技術者からのメッセージ

女性技術者としての

誇りを持って

日々,発電所の安全を

下支えしていきたい。

電気技術職

2018年入社 電気情報工学科卒

女川支社 工事部 計装課

  • 記事作成時の配属・業務分担
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電気技術職の仕事

発電設備などの電気,通信,制御,計装関係の建設工事,メンテナンス,設備の運転,放射線管理業務など。

入社理由

安全性の高さを広めたいという思いがありました。

小さい頃から機械を分解するのが好きだったんです。ビデオレコーダーやラジカセを分解しては,部品や配線を眺めて楽しむような子どもでした。高校・大学で電気を専門に学んだのも,その延長です。大学の卒業研究では,絶縁型DC/DCコンバータの効率化の研究に打ち込みました。
当社への入社を決めたきっかけは,電力に関する知識や技術を活かしたいと考えたこともありますが,東日本大震災の影響で原子力発電=危険なものという認識を持つ人が増えたことも大きいです。原子力は想像しているほど危険なものじゃないこと,安全性の確保に多くの知恵と労力が注ぎ込まれていることは原子力に関して調べたり,説明会で耳にしていたので,私が関わることで少しでも安全なものであることを広められたらという思いでした。女性技術者の採用に積極的な企業は多くないイメージを持っていましたが,当社は面接時から熱意がひしひしと伝わってきました。電話で内々定の受諾をお伝えした際,受話器の向こうから歓声が聞こえてきたのが今も記憶に残っています。

職場環境

女性技術者への大きな期待を感じる毎日です。

女川原子力発電所で発電設備の保守・点検を行っています。なかでも,発電設備を安全に稼働させるための制御装置のメンテナンスや安全処置,工程管理,監視監督に携わっています。といっても,今はまだ作業を見学しながら知識を身につける教育期間であるため,日々勉強することがいっぱい。一つひとつ吸収し,必死で現場についていきながら,一日でも早く信頼される技術者になるべく努力している真っ最中です。

まだまだ女性技術者の数が少ないということもあるのでしょうが,周囲からの大きな期待を実感する毎日です。先輩方や協力会社の方からも,仕事の説明を懇切丁寧にしていただいたり,何かと気を遣っていただいている感覚はありますね。そんな女性技術者を大事に育てていこうとする会社の期待に応えたい,やってやるぞという意欲も,日に日にふくらんでいます。

目標

資格の取得も視野に,積極的な行動を。

業務を行っていく上で必要な知識や技術を身につけるとともに,現場責任者の行動や作業内容をよく観察し,疑問を残さないよう積極的に行動していくことが当面の目標です。加えて,業務を行っていく上で必要となるさまざまな資格の取得も目指していきたいと思っています。また,多くの女性技術者と一緒に仕事をすることも目標にしたいですね。
私はこの業種や仕事が好きで入社し,誇りを持って日々,取り組んでいます。一方で,女性は結婚や出産によってライフステージが変わると,今までと同じ働き方ではうまく乗り切るのが難しくなることも理解しています。上手に社内制度を活用し,仕事とプライベートの両立を図りたいと思っています。最後に,私は「東発へ入社してよかった」と感じています。発電所内で働くという貴重な経験を積むことのできる現場と女性の技術者を後押しする前向きな環境があるからです。まだまだ,技術職=男性というイメージが定着していると思いますが,そのイメージを変えるきっかけになりたいですね。今後もっと多くの女性技術者が活躍している,そんな職場になればと思っています。